横須賀らんちゅう会 の歴史と現状
 

 横須賀らんちゅう会の発足は1971年だったと記憶しております。

横須賀には林 久雄さんがプロのらんちゅう家として活動され始めて数年が経ち、近郊の愛好家も徐々に増え、会を作ろうと機運が出来、肝いり数名と

横須賀観魚会の支援を受けて発足しました。

魚の系統は、横浜観魚会の今は故人ですが、渡辺氏から昭和35、6年に入手した「奥村 系」それに「尾島 系」がルーツとなっています。

当時は、まだ東京らんちゅうと言われていた頃の系統です。

それ以降、林 久雄さんはこの系統を保持する為、並々ならぬ努力を重ねて2005年に故人になられるまで、大事に系統を保って来られました。

その意志を引き継ぎ、残った会員同士で原型を失わないよう努力しているのが現状です。


 この間、全国組織の日本らんちゅう協会は少しずつ変化し、今は東京らんちゅうの面影を消し、より大きく、より力強く変質し、

今皆様が追い求めている形になってきたと思います。

故林氏はこれを好まず、「横須賀は可愛い魚でいこうよ、趣味の会だから色々好みがあってよいではないか」


「自分の気持ちに合った魚を楽しもうではないか」と云われ、今は賛同する愛好家だけのごくローカルな会として「このらんちゅうの系統を保っていこう」

を合言葉にしております。


 したがってこの会では、キメの細かい魚、頭の乗りが良く頭の形の良い魚、少しキズがあっても優雅で味のある魚、

尾はしなやかで賑やかなものなど、全国とは一味違う所を楽しもうとしております。


 これに賛同して頂く方が居られる間はこの会も、魚も続いていくものと思っております。

今まで他の力強さを持つ魚と交配もしてみましたが、いつも芋魚になってしまい、味がなく10代目位まで交配しても頭とキメが保持出来ず、

まだ続けていますが純粋の味には追いつけません。


 このような会なので、もし気が向いた方がおられれば、一度魚をご覧頂きたいとお誘い致します。

 
                                                                  2008年10月横須賀らんちゅう会会長 土井 留次

                                                                                                                                                                                                    


ほ〜む